こんにちは!ひろパパです。
この記事では、今注目が高まっている4歳児のモンテッソーリ教育の学びのテーマと教具について紹介します。
※モンテッソーリ教育について詳しく知りたい方はこちらもお読みください
ママパパ必見!5分でわかるモンテッソーリ教育まとめ(2021年版)
4歳児は、モンテッソーリ教育の「乳幼児期」にあたり、「具体的なこと、知覚的なことを学習する期間」に位置づけられています。
「乳幼児期」は4ステージあるモンテッソーリ教育において、最も「自己教育力」(自分で自分を育てる力)が盛んで、4歳から後半を迎えることになります。
4歳からはこれまでの敏感期に加え、新たに「数の敏感期」が訪れます。
・言語の敏感期(文字):3歳半~5歳半
・感覚の敏感期(整理・分類・秩序化):3歳~6歳
・運動の敏感期(洗練・調整された運動):3歳~6歳
・数の敏感期:4歳~5歳
「数の敏感期」の教育は、「数」や「量」を取り込もうとするので、算数学習用の教具を活用します。
学びのテーマ
日常生活の練習
4歳になると、指先を自由に使いこなせるようになり、より洗練された「お仕事」が出来るようになります。
数や量も認識し始めるので、
・編む
・ビーズ通し
・ひも通し
・お店屋さんごっこ
といった“お仕事”を反復することで繊細な動きや数に対する認識を養います。
言語教育
4歳児は3歳から引き続き、「話しことば」から「文字」に興味や関心が移り変わった時期の真っただ中です。
4歳児の場合、「書く」を覚え、「読む」への関心が高まる時期に突入します。
そのため、教具を活用して「読む」ことが4歳児の言語教育のテーマになります。
感覚教育
動作を見て真似るだけでなく、視覚に映ったことを記憶できるようにもなるため、自律的に行動することが増えてきます。
3歳からの整理、分離、秩序化の感覚の発達により、五感がさらに洗練し始めます。
五感を使って何かしようとするときには、同調するように寄り添い、知識の習得を促してあげることで、より効率的に感覚を養うことができます。
数の敏感期
4歳を迎えると数や量への興味が芽生え始めます。
物や時間を数えようとするので教員(親御さん)は、一緒に数えてあげることで、数字に対する感覚が養われます。
教材・教具の選び方
4歳児の場合、言語の「読む」と数の敏感期を迎えます。
また五感も大きく発達する時期に突入するので、
・安全であること
・文字や数字が用いられていること
・五感の発達を促すこと
・日常生活ごっこができること
が選ぶポイントに挙げられます。
おすすめ教材・教具
ボビンひもとおし
ボビンの穴にひもを通す教具です。
色彩感覚、手先の運動を促してくれます。
幾何学立体
球、円柱、円錐、立方体などの幾何学立体です。
カードと照らし合わせることで形に対する感覚を養います。
形が鋭利なため、取り扱いには注意が必要です。
文字盤
ひらがなや数字が書かれたシートの上に文字が刻まれた磁石をおく教具です。
一緒に読んであげることで文字が読めるようになります。
【モンテッソーリ教育 1歳~3歳編はこちらから】
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