こんにちは、ひろパパです。
私の長女はモンテッソーリ教育を取り入れてる幼稚園に通っていました。その時に子育ては、子どもを笑わせたり喜ばせたりするだけでなく、子どもを安心させることも大切ということを学びました。
実際に長女は、モンテッソーリ教育によって
・ルールや規則を守れる
・物事を順序立てて考えれる
・自分の考えを持っている
・自制心が育まれた
・集中力が身についた
・諦めずにやり遂げる
このような土台ができたと思います。モンテッソーリ教育について詳しく知りたい方はこちらもぜひお読みください。
ママパパ必見!5分でわかるモンテッソーリ教育まとめ(2021年版)
今回はモンテッソーリ教育から学んだ「子どもに安心を与えて、私たちパパやママが子どもたちの安全基地になる7つの方法」をお伝えします。
※安全基地とは
子どもが「この人がいてくれれば大丈夫」と安心できる存在のこと
0~4歳までに以下の7つの方法で、子どもたちの安全基地になっておきましょう!!
『子どもたちの安全基地になる7つの方法』
①子どもが抱く感情を、受け止めて共感を示す
②スキンシップをする
③子どもの呼びかけを優先する
④よく見て、よく話を聴いてあげる
⑤頼まれたらやってあげる
⑥嫌がることをしない
⑦自分の言動に気をつける
それでは具体的に解説していきましょう!
安心を与えずに育てるとどうなるか?
もし子どもが安心感を得ないまま育ってしまうと「誰にも自分の気持ちを受け止めてもらえない」という愛情不足になります。
そうすると子どもの情緒が不安定になり、不満や怒りを募らせやすいです。
大きくなるにつれて、かまってちゃんになったり、自己表現が下手だったり、イライラしやすく、他人を責めたり、被害者意識が強くなったりします。
子どもを安心させるには?
では実際に、子どもを安心させるにはどうすればいいのか?
あたりまえのことですが子どもに反応することが必要になります。
子どものことをよく見て
子どもの言うことをよく聞いて
子どものことをよく感じてあげてください。
①子どもが抱く感情を、受け止めて共感を示す
子どもが抱く感情 (甘え、寂しさ、嬉しさ、怒り、不安、怖いなど) を、受け止めて共感を示してあげましょう。
そうすると子どもは「この人はいつでも自分のことを受け入れてくれる」と安心することができます。
具体的な方法はのちほどご紹介いたしますね。
子どもはどんなことを求めているのか?
子どもが求めていることを箇条書きであげてみました。
「分かってほしい」「見ていてほしい」
「聴いてほしい」「抱きしめてほしい」
「守ってほしい」「一緒にいてほしい」
「遊んでほしい」「手伝ってほしい」
「褒めてほしい」「なぐさめてほしい」
子どもによって多少の違いはあるかもしれませんが、こんな感じだと思います。
次に具体的に安全基地になるための方法について説明しますね。
安全基地になるためにはどうすればいい?
②スキンシップをする
安心させるために難しいことはありません。
求められたときに、子どもを抱っこしたり、膝にのせたりスキンシップをはかるだけです。
特に幼少期は、直接ふれあう機会を増やしておきましょう。
スキンシップをすることで、子どもは安心感を抱いたり、愛情を感じたりできます。
求められたらチャンスです、積極的にスキンシップを!
③子どもの呼びかけを優先する
「ママ~!」と子どもに呼びかけられたら、返事をして対応してあげましょう。
これをすればするほど子どもは親を信頼し安心できます。
とはいえママにも都合がありますよね~
毎回対応してられない気持ちは分かります。
でもここが大切なポイントです!
呼ばれたらまずは意識を子どもに向けてください。
子どもは自分の気持ちが分かってもらえたと感じれば、たとえママの対応する時間が短かくても安心します。
呼ばれたら子どもに意識をむけて「どうしたの?」とまずはひと声かけてあげましょう。
ちなみに私はこれがとても苦手です。ついつい自分の都合を優先してしまいます。
私の口癖は「ちょっと待ってね」「あとでね」です。汗
# 典型的なダメ夫
うちの妻は私とは逆で、子どもを優先してあげるので、子どもからの信頼がとてもあります。
子どもと妻の関係を見ているとたしかに安全基地になっているな~と感じます。
なので子どもの呼びかけを優先することはかなり重要だと思いますね。
※もし私と同じようにどうしても子どもの対応が苦手なママがいたら、パパに安全基地になってもらってください。
できないものは仕方ない!安全基地は家族に1つあれば充分です。笑
④よく見て、よく話を聴いてあげる
子どもたちが大人に向かってよく「見て、見て~」というシーンがありますよね。
あれとても大切な瞬間です!
見逃さずに子どもが満足するまでしっかり見てあげてください。
そして子どもが満足した表情を確認してから目をそらします。
あと大切なのが、話をきいてあげること。
子どものころは話したいことがたくさんあります。
それを子どもが求めてるタイミングで聞いてあげてくださいね。
短い時間でも構いません。
聞いてあげるという姿勢が子どもに安心感を与えます。
逆に、話しを聞いてあげないとだんだん子どもが話をしてくれなくなりますよ~
⑤頼まれたらやってあげる
子どもたちが頼ってきたら、優先してやってあげましょう。
例えば、「あれとって~」「遊ぼう~」「この本を読んで」「これやって~」など。
「何でもしてあげてたらキリがない」と思うかもしれませんが、永遠に続くわけではありません。
むしろ幼少期に手間や愛情をかけることで成長とともに手がかからなくなります。
⑥嫌がることをしない
子どもが嫌がることはやめましょう!
例えば、
子どもたちがおもちゃで遊んでいるときに「そのおもちゃに触らないで」と言ってきたとき。
親がおもちゃを片付けようとしてるときに、子どもが言う「明日も遊ぶからまだ片付けないで!」など。
こちらからすれば他愛のないことでも、子どもにとっては重要なことかもしれません。
嫌がったときはやめてあげましょう。
【余計なことばかりしてしまう私の失敗談はこちら】
パパよりママがいい~!子どもにそう言われてしまう私の原因と対処法
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⑦自分の言動に気をつける
子どもは親の言動をよく見ています。話し方や口調、口癖などに気をつけましょう。
例えば、
夫婦ケンカや子どもを叱るときに大きい声をだしたり、「おまえ」「ふざけんな」「バカ」など、悪い言葉使いも不安にさせます。
また、子どもが言うことを聞かない時に、親が子どもを叩いたり、力で抑え込むようにすると、子どもはさらに不安になります。
しかもその手段を覚えてしまい、いずれ使うようになります。
まとめ
それでは最後におさらいしましょう。モンテッソーリ教育から学んだ
子どもたちの安全基地になる7つの方法
①子どもが抱く感情を、受け止めて共感を示す
②スキンシップをする
③子どもの呼びかけを優先する
④よく見て、よく話を聴いてあげる
⑤頼まれたらやってあげる
⑥嫌がることをしない
⑦自分の言動に気をつける
子どもが小さいうちは、安心させてあげたり、不安にさせないことがとても大切です。
親への安心感や信頼が、その後の子どもの成長へと繋がります。
子どもたちは安全基地を確保しながら、少しずつ親から離れて子どもなりのチャレンジを始めます。
そこで何かあっても親の近くへ戻れば大丈夫という安心感があるので、心置きなくチャレンジできるんですね。
私たちパパやママが子どもたちの安全基地になりましょう!
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