モンテッソーリ教育から学んだ!我慢ができる子どもを育てる方法とは?

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こんにちは!ひろパパです。

我が家の長女はモンテッソーリ教育を取り入れてる幼稚園に通っていました。私自身とても良い教育だと思いましたし、娘も自主性と責任感のある子に育っています。

実際に長女は、モンテッソーリ教育によって

・ルールや規則を守れる
・物事を順序立てて考えれる
・自分の考えを持っている
・自制心が育まれた
・集中力が身についた
・諦めずにやり遂げる

このような土台ができたと思います。モンテッソーリ教育について詳しく知りたい方はこちらもぜひお読みください。
montessori_education_ ママパパ必見!5分でわかるモンテッソーリ教育まとめ(2021年版)

我慢ができる子どもを育てるためのスタートラインは、コミュニケーションが取れるようになる2歳ころからだと思っていませんか?

実はもっと前から我慢ができる子どもを育てるための種まきが必要なんです。

そう聞いたら「えっ?!そうなの?」って驚きますよね、、、

実際にわが家では、離乳食が始まる生後6ヶ月から我慢ができる子どもを育てるための種まきを実践し、その成果を実感しています。

今回はモンテッソーリ教育を学んだ我が家が実践した「我慢ができる子どもを育てる方法」を書いてみようと思います。

我慢ができる子どもを育てる方法は、とてもシンプル!!

『刺激が強いものを与えない』

刺激が強いものとは、味覚・聴覚・触覚・視覚・嗅覚の五感に強く働きかけるもの

例えば、味覚でいうとチョコレートなどの味の濃いものを言います。

幼少期に刺激が強いもの体験すると①〜③の流れで

①クセになりやすく
②欲求が高まり
③我慢ができない子になる

甘い食べ物、辛い食べ物がクセになってやめられなくなるのは大人でも同じですよね?

幼少期の時から刺激の強いものを知ってしまうと、大人以上に欲求が強くなり、抜け出すのがより難しくなります。

逆に幼少期に薄味 (刺激の弱いもの) に慣れていれば、先ほどの①〜③の流れにならないため、我慢ができる子供に成長します。

つまり、初めて食べ物を口にする生後6ヶ月くらいの離乳食の時期から薄味を覚えることが何より大切になります。

今回は、『刺激が強いものを与えない』ための具体的な方法や気をつける点をご紹介します。

子どもに刺激が強いものを与えない

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わが家では、我慢ができる子どもに育てるため、子どもに「刺激の強いもの、依存性のあるもの」を与えないように気をつけてきました。

例えば、コンビニのお菓子やジュース、味の濃いもの、ジャンクフード、ゲーム、テレビ、動画、スマホなどです。

ポテトチップスを例に説明しますね。(コーラでもいいです)

生まれたての赤ちゃんは、ポテトチップスの存在を知りません。なので知らないものを勝手に食べることはありません。

親や身近な人が与えない限り・・・

子どもは別にポテトチップスを食べなくても健康に育つことができます。

だったらポテトチップスのような「不要なもの」に関しては、「あえてその存在を本人に知らせないまま」与えずに成長させていこうという考え方をわが家ではしています。

不要なもの=無くても子どもが健康に育つもの=刺激がつよい、依存性があるもの

いずれ子どもはポテトチップスの存在を知ることになると思いますが、それまでは「知らせず、与えず」育てていく。

そんな方針です。

【添加物や加工食品が危険】子どもに悪影響をあたえる食べ物リスト
child_food_ 【添加物や加工食品が危険】子どもに悪影響をあたえる食べものリスト

できるだけ与える年齢を遅くする

ここが大切なポイントなのですが、子どもに「不要なもの」を与える年齢が遅ければ遅いほど、我慢ができる子どもに育ちやすくなります。

これについてはのちほど「欲求が高まる=我慢ができない」の法則のところで詳しく説明しますので、
今は年齢が低いときに「不要なもの」を与えない方がいいんだな~くらいに覚えておいてください。

わが家では0~4歳くらいまで、「不要なもの」を与えないよう、特に気をつけてました。

食べ物の味付けは薄くする(味覚)

幼少期に砂糖の甘み刺激の強い味を覚えてしまうと、どうしても次から欲しくなってしまいます。
大人でも依存するくらいなので、子どもならなおさらです。

なのでわが家では砂糖やツケダレ (醤油、マヨネーズ、ソース、しょうゆ、ケチャップ) など味が濃いものは与えないようにしてました。

そのおかげか、未だに二人とも (9歳の長女と5歳の長男) 餃子にタレやお好み焼きにソースをつけませんし、ジュースもそんなに欲しがりません。

※ジュースの代わりにフルーツを食べてます

たまにお寿司に醤油、ポテトにケチャップをつける時はありますが、つけたとしても少量です。
たくさんつけると逆に違和感があるのか嫌がります。

【ここがポイント】

4歳くらいまで薄味の食生活を中心に育てると、濃い味を知らないので、「薄味が美味しいの基準」になり、濃い食べ物が不味く感じるのですね。

そうすると4歳以上になってだんだん味の濃い食べ物を与えてもそこまで欲しがらなくなります。

さすがに4歳にもなると、お菓子やジュース、マヨネーズ、ケチャップなど濃い味の存在は知ってしまいます。ですが、それまでに薄味に慣れていたので、濃い味を食べてもそんなに依存することありませんでした。

親が食事中に醤油やマヨネーズをつけているのに、子どもにはつけさせないの?という声が聞こえてきそうですが、その通りです。

たとえ親がアルコールを飲んでいたとしても子どもには飲ませないのと同じですね。

「お酒は20歳から」と同じように「つけダレは6歳から」みたいに家族で基準を決めておけば良いと思います。

 

・食事について

料理は薄味で作るようにしていました。味の濃い外食は子どもには控えさせていましたね。どうしても食べたい時は大人だけで行くようにしてました。

あとお菓子ですが、砂糖をいれない手作りのお菓子やオーガニックなおせんべいなど「味が薄く、刺激が強くないもの」オヤツの時間にあげてました。お菓子の代わりにフルーツもよく食べさせてましたね。

【ワンポイントアドバイス】

オヤツはなるべく決まった時間にだけあげましょう。
3歳くらいまでにオヤツをあげる時間を習慣化しておくといいと思います。

ちなみに私は時間外に子どもたちへお菓子をあげようとしてママから何回も注意を受けてました。

# ダメなパパの典型

決まったパターンで与えない

あとは決まったパターンで与えないように気をつけていました。

例えば、

外食した時は必ずジュースが飲める

スーパーに行くと必ずお菓子を買ってもらえる

デパートにいくと必ずおもちゃを買ってもらえる

ご飯の前にお腹が空いたら間食していい

などですね。

子どもは一回だけならまだしも、同じパターンで何回ももらえることを覚えるとかなず欲しくなります。

そうすると欲求が高まり、我慢ができなくなってしまいます。

 

「欲求が高まる=我慢ができない」の法則

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刺激が強いものや依存性が高いものは、何度か経験すると、また欲しくなります。

なのでこう考えることができます。

「刺激が強いもの=欲求が高まるもの」

そして欲求が高まると当然、我慢しにくくなります。

そこで私は、

「欲求が高まる=我慢ができない」の法則

というものを考えだしました!

子どもの欲求が高まるような状況を作ってしまうと「我慢ができない」子どもになってしまうんですね。

# 伝わってますか?

#がんばってついてきてください!

この法則を逆手にとると、我慢できる子どもに育てるには欲求を高めないようにすればいいことになります。

なので、いかに欲求を高めないよう、子どもが小さいうちに「刺激が強いもの、依存性があるものを与えない」かが大切になってきます。

自制心のある味覚に育てる

自制できる子どもにするためにまずは、味覚からやっていきましょう。

①幼少期のうちに薄味の食事を心がけて、舌を薄味に慣れさせておく

②味覚ができあがる

③子どもの成長につれ、濃い味を食べる日もでてくるが、たまに食べる濃い味に違和感を感じる

④濃い味は「そんなに美味しくない」とインプットされる

⑤濃い味を食べてもハマらなくなる

このサイクルにもっていければ、欲求が高まらないので我慢ができるようになります。

そして、刺激が強いものを与えない方がいいのは、味覚だけでなく視覚にも同じことがいえます。

テレビや動画、ゲームを見せない(視覚)

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テレビや動画、ゲームなども刺激が強いので小さい時に見せてしまうと癖になります。

「もっと見たい」「やめたくない」という気持ちが強くなると我慢がきかなくなるんですね。

「欲求が高まる=我慢ができない」の法則です!

なのでわが家では、子どもの前ではゲームをやらない、動画も見ないようにしていました。

テレビもほとんど見ません。(見るのは子どもが寝てから)

そして、子どもにテレビを見せるのは限られた短い時間だけにしてました。

その結果どうなったかというと、テレビ、動画、ゲームがなくても生活できる子どもになりました。(※あくまでもわが子の場合です)

私の知る限り、子どもたちは週末に1時間くらいテレビを見ていますが、テレビを消す時にちょっとタダをこねるくらいで自制はできている方だと思います。

# ポケモンとサザエさんが好き

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ここに気をつけて!

ママ1人だけで、このようなしつけができればいいのですが、実際はそうもいきません。

なぜなら周りにいる人などの外部要因も関係してくるからです。

周りの人たちにも事前に説明して協力してもらいましょう。

そうしないとこんなことになります。

・実家に預けてる間においじちゃんがジャンクなお菓子やジュースを毎回あげていた!

・パパが子どもに動画やテレビをたびたび見せてしまう!

などはよくあるケースです~

# 私のことです 笑

まとめ

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それでは最後にまとめです。

幼少期に刺激が強いもの体験すると①〜③の流れで

①クセになりやすく
②欲求が高まり
③我慢ができない子になる

なので、

子どもに不要なもの、「刺激の強いもの、依存性のあるもの」を与えない。

いつか与える時は来てしまいますが、その時期をできるだけ遅くまで引き延ばす。

パパやお爺・お婆ちゃんなど周りの人にも協力してもらう。

 

この3点に気をつけて、子どもの欲求が高まる場面が少なくなるよう事前に教育していきましょう。

離乳食が始まる生後6ヶ月から3歳くらいまでの時期がとても大切ですよ~!

 

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