こんにちは!ひろパパです。
この記事では、今注目が高まっている3歳児のモンテッソーリ教育の学びのテーマと教具について紹介します。
※モンテッソーリ教育について詳しく知りたい方はこちらもお読みください
ママパパ必見!5分でわかるモンテッソーリ教育まとめ(2021年版)
3歳児は、モンテッソーリ教育の「乳幼児期」にあたり、「具体的なこと、知覚的なことを学習する期間」に位置づけられています。
「乳幼児期」は4ステージあるモンテッソーリ教育において、最も「自己教育力」(自分で自分を育てる力)が盛んで、以下の「敏感期」の終盤を迎えることになります。
・言語の敏感期(話し言葉):6ヶ月~3歳
・秩序の敏感期:6ヶ月~3歳
・感覚の敏感期(探求・溜め込み):0歳~3歳
・運動の敏感期(運動機能の発達):0歳~3歳
3歳からは以下の敏感期のうち、新たな自己教育力が生まれます。
・言語の敏感期(文字):3歳半~5歳半
・感覚の敏感期(整理・分類・秩序化):3歳~6歳
・運動の敏感期(洗練・調整された運動):3歳~6歳
「言語の敏感期」の教育は、視覚的に捉えた「文字」を覚えようとするので、これまでの教員(親御さん)との対話に加え、言語学習用の教具を活用します。
学びのテーマ
日常生活の練習
3歳くらいになると少しずつですが、身の回りのことができるようになります。
全身にバランス感覚が備わり、五感が研ぎ澄まされ、意思をはっきり示すようになります。
・縫う
・糊で貼る
・絞る
といった“お仕事”を反復することで組み合わせた動きや創造につながる動き、考えることや創造力を養います。
言語教育
「話しことば」から「文字」に興味や関心が移り変わります。
モンテッソーリ教育の文字の言語学習は、「書く」ことを覚えたあとに「読む」ことを始めます。
そのため、教具を活用して「書く」ことが3歳児の言語教育のテーマになります。
感覚教育
3歳になるとこれまで溜め込んできた五感を整理しようとするため、「なぜ?」、「どうして?」といった問いかけが増えます。
こういったシーンにおいて、丁寧な対応が教員には求められます。
教材・教具の選び方
3歳児の場合、「日常生活の練習」と「感覚教育」では1歳~2歳児の教具より、より高度で複雑なものを選定します。
「言語の敏感期」が「話ことば」から「文字」へと移り変わるため、言語教育用の教具も活用するようにしましょう。
・安全であること
・文字や数字が用いられているもの
・身体の様々な部位を使用するもの
・大人の日常生活の真似ができるもの
が選ぶポイントに挙げられます。
おすすめ教材・教具
砂文字盤
指でなぞることで文字が書けるカードです。
モンテッソーリ教育を代表する教具の一つです。
木製型はめパズル
色彩と形が豊かなパズルです。
集中力、図形感覚、色彩感覚を養うことができます。
ローマのアーチ
テレビで紹介された有名な教具です。
試行錯誤しながらアーチを創り上げることで創造力を育みます。
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